生活のアトリエ

30代主婦の社会復帰を目指す日記

2021/6/7 入院生活忘備録「大部屋」「母子同室」「母乳育児」

出産後2時間はLDRで安静にした後、入院病棟へ移動します。

私の場合、出血量がかなり多く、貧血でフラフラの状態でした。

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ある日の夕食、毎食貧血食を用意していただきました。

とにかくお腹が減るので間食にカロリーメイトなどの栄養補助食品も食べていました。

麻酔分娩でお金がかかったので、節約にと思い大部屋(4人部屋)を選びましたが、この選択が大失敗でした😭

 

お互い様といえばお互い様なのですが、トイレのタイミングや洗面台の使用などで周りの産婦さんに気を遣う、夜中自分の赤さん以外の泣き声にも反応して目が覚める(=夜中ほとんど眠れない)、もちろん自分の赤さんが泣いたら他の産婦さんを起こさないように即行で共有スペースの授乳室に連れて行くなどなど…産後ボロボロの身体と情緒不安定なメンタルにはだいぶ堪えました💦

 

多少お金がかかっても、迷わず個室を選ぶべしです😢

 

入院先の病院は、母子同室と母乳育児を徹底しており、出産当日〜産後2日目くらいまでは疲労と貧血、母乳がちっとも出ないことに頭を抱えておかしな精神状態でした。

主人とラインで通話をした時も、夫の顔を見ただけで、ポロポロと涙が止まりませんでした。

 

夜間授乳中に看護師さんの前で弱音を吐き、ボロボロと泣いていると、「とりあえず少し寝なさい」と産後1日目の夜は3時間だけ新生児室に預かっていただき、寝かせてもらいました😭

夜間は新生児室に赤さんを預けるママが多い中、看護師さんの方から助け舟を出していただき、まとまった睡眠時間を取れたことで、体力・メンタルともに少し回復することができました。

 

産後2日目に初めて赤さんと夜通し母子同室を達成。

ここから自信を得て、3日目・4日目も新生児室に預けることなく過ごすことができました。

 

退院前日には「2〜3日前のあなたとは全然違う、良く頑張ったね」と看護師さんから声を掛けていただき、嬉しかったなぁ。

 

大部屋には正直もう懲り懲りですが、もし個室を選んでいたら、部屋に閉じこもって母乳が出ないことに悩み続けていたかもしれません。

共有スペースの授乳室に行くと明るいお部屋で、看護師さんが母乳育児の指導を徹底的にしてくださったので、徐々にコツを掴み、少しずつ母乳が出るようになって、気持ち的にも前向きになれました。 

 

これまで大病をしたこともなく、こんなに長い期間入院することも初めてだったので、貴重な経験となりました。

 

それにしても、子どもを産むって大変なことです。

正直、世の中のお母さんたちを見る目が変わりました。

双子育児や二人三人育児をしているママ、夫や両親の協力なしでワンオペ育児をしているママ、家事育児に加えて外で働くママ、唯々本当に尊敬の念を抱きます。