生活のアトリエ

30代主婦の社会復帰を目指す日記

2021/6/2 出産忘備録「前期破水」「麻酔分娩」「陣痛促進剤」

約2週間ぶりのブログ更新となりました。

5月某日、元気な男の子を出産しました👶

 

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ピーナッツみたいなお顔とキュウイフルーツみたいな頭

お産を進めるため、入院前日までとにかく歩く歩く。

39週目の妊婦健診当日の朝、「おしるし」らしき微量の出血あり。 

その後のお昼の妊婦健診で前期破水が確認され、そのまま家には戻らず緊急入院することになりました💦

しかし、相変わらず子宮口は閉ざされたまま😂

※前期破水:陣痛が始まる前に破水が起こること

 

夕方になっても子宮口が開かないため、ラミナリア桿を用いた子宮頸管拡張の処置をしていただきました。

棒状の頸管拡張材を何本か子宮口に留置、水分を吸収すると膨張する性質を利用して子宮口をゆっくり拡張させていきます。

※ラミナリア桿:吸湿性頸管拡張剤で海藻の茎根部を原料としたもの

この処置がまためちゃくちゃ痛いのです…

 

夜になって陣痛がなければ、翌朝陣痛促進剤を投薬する流れになりました。

 

その日の23時頃、6〜7分おきの本陣痛が始まりました。

2時間ほど待機部屋のベッドで痛みに耐えるものの、痛みに耐えられずナースコール🏥

深夜1時過ぎに分娩室へ移動しました。

LDRまで歩いたことでお産が進み、3〜5分おきの吐き気を伴う激しい陣痛に。

今まで経験したことのない痛みに、もがき苦しむ。

「ふぅー」と大きな声を出しながら長くゆっくり息を吐き、ベッドの柵を握りしめて2時間ほど耐える。

体力の限界を感じ、助産師さんの提案で予定より早くラミナリア桿を抜いてもらい、麻酔分娩の処置をしてもらうことに。

陣痛に耐えたことで、この時点で子宮口は4㌢弱開いていました。

明け方4時過ぎに麻酔を投薬、痛みから一気に解放されウトウトしながら体力回復。

 

麻酔分娩は「もしも痛みに耐えられなかったら…」と考えて申込用紙を提出していましたが、やって正解でした。

リラックスした状態でお産に臨めるため、精神的にも体力的にもストレスがかなり軽減されます。

 

翌朝、麻酔によってお産が遅れないように陣痛促進剤の点滴を開始 。

投薬量を徐々に増やすものの子宮口が5㌢以上開かずに停滞、張りも弱い状況。

 

赤さんの心拍が苦しそうな上、体の向きもお腹側を向いているとのことで、帝王切開の可能性を告げられ、酸素吸引器を装着、血液検査や心電図などの検査を開始。

手術に備えて今後水分補給もNGに。

 

急な展開に不安になり、また赤さんが可哀想に想えて、ポロポロ涙が止まらなくなる。

 

赤さんの向きを戻すために、四つん這いの姿勢になったところ、一気にお産が進み、まさかの子宮口全開へ。

赤さんが頑張ってくれたおかげで、帝王切開も回避することができました。

夕方か夜になると思われていましたが、なんとお昼前には出産👶

 

夫は立会いに間に合わず😂

本来ならば間に合う時間だったけれど、どうやら主人も相当パニックになっていたらしく電車を乗り過ごすミスをしたみたいでした。

普段はそんなミスをしない人なので、よっぽどだったんだと思います。

 

産後は出血多量でフラフラ、立ちくらみで起き上がるのも困難な状態に。

入院中はとにかく情緒不安定で涙がポロポロ出ました。

 

産み下ろした瞬間の我が子の姿は目に焼き付いており、今までの痛みを全て忘れられるほどの感動を味わいました。

 

これからは家族3人、いろいろあると思うけど、楽しみながら暮らしを営んでいけたらと思います。